JRの安全活動の懸命なPR
とある駅の構内で見かけた3連ポスター。JR 福知山線の尼崎駅付近での脱線事故10周年の今年。事故の第 1 報を、同僚とともに仕事に出かける車の中で聞いた時のことを鮮明に思い出す。事故以来懸命に安全活動に取り組み、そのことの PR にも力を入れているようだ。しかし、いまだに全国各地での様々な事故報告が絶えない。巨大組織での安全活動の改善が一朝一夕ではできない長丁場の取り組みであることは理解したいが、上からの強制ではない、民主的な組織文化に裏付けられた職員の自発的な取り組みが続けられることを望みたい。そのような組織改革を目指す経営者であってほしいものである。
撮影:宮崎隆介(JRMN 会員)