2025年度第1回リスクマネジャ公開セミナー(無料)のご案内

「PRTRデータを用いた環境管理の展開

話題1「下水道事業との連携に向けたPRTRデータの活用事例」 中久保 豊彦 大阪大学 (85分)
  事業者が対象となる化学物質管理制度の一つである、化学物質管理促進法は制定から20年が経
  ちました。法に基づき届け出られた環境中への化学物質の排出量は、公開されるとともに、様々
  な環境管理に役立てられています。本講演では、化学物質管理促進法の重要な柱であるPRTRの
  基礎や自主管理の重要性、PRTRデータを活用した下水道事業との連携に関して説明します。
 
話題2「水道事業との連携に向けたPRTRデータの活用事例」 北本 靖子 大阪大学 (85分)
  南海東南海地震のリスクが懸念される中、水道事業でも大阪湾における地震・津波対策等の重要
  性が増しています。その一方で、水源からの化学物質流出も比較的高頻度で発生し、水道水質へ
  影響する場合があります。 本講演では、近畿地方の大切な水源である淀川の最下流から取水する
  浄水場を対象とした、水道事業における突発的な化学物質流出の影響を評価したケース、特に水
  源水質事故時を想定したリスクマトリックスの作成事例について、話題提供します。

  • セミナー概要
    8月9日(土) 14:00〜17:00
    大阪大学中之島センター + オンライン
    オンラインでのズームのURLは参加申込み者に後ほどメールで送ります

○案内書のpdf
 リスクマネジャセミナー2025第1回案内書