混雑する電車内でのマナー啓発ポスター(JR 駅ホーム)
外出する時たいてい荷物を持っていく。混雑する場所では荷物の持ち方によって他の人にぶつける可能性がある。体の後ろにキャリーバッグを引きずって歩く危険性はつとに啓発されてきている。
ラッシュ時の電車内では肩にかけるショルダーバッグ、体の横に持つ手提げかばん、背中に背負うリュックなども体の外に出っ張った形で人にぶつかり、迷惑をかけることも多い。
電車の中では体の前に抱え込むやり方を奨めるポスターを見かけた。
私は、だいたいそうした荷物はリュックだけでなくかばんや買いもの袋でも体の前に持って立つことにしている。人間の体は前側に懐のある形をしているので、そこに荷物を納めることは合理的だ。カンガルーでもないが、懐の深い人間になることは望ましいことである。
撮影:宮崎隆介(JRMN 会員)