マウナケアの上に傾く天の川銀河
日本リスク研究学会のシンポジウムに参加するため上京し、東京駅構内のいわゆる駅中ショッピングモールを探索していたら、〈銀の鈴広場〉で開催中(6/28~7/7)の「七夕 GRANSTA~星に願いを!~」の催しに出合った。国立天文台の研究者がすばる望遠鏡(ハワイ)の近くで撮影した天の川の特大写真が展示されていた。その素晴らしい写真の両側に青笹が飾られ、訪れた人々が用意され5色の短冊(金:お金、ピンク:恋愛、緑:仕事・学校、黄:健康、青:その他)に思い思いの願いを書き、結びつけるという粋なフェアである。わたしも黄色の短冊を手に取り、〈適飲適食で健康寿命を〉と今一番の関心事を願いにして飾った。〈願い〉というのは実現してほしいこと、実現させたい意志を形(文字など)や祈りにして、自分の心の中を客観視することだ。人は誰も自分にとって〈あらまほしくない〉ことを意識し、それに立ち向かい、〈あらまほしき〉ことを目指せるのは素晴らしいことだ。
撮影:宮崎隆介(JRMN 会員)