トリックアート路面標示

トリックアート路面標示(交通安全対策)

京阪宇治駅から宇治平等院へ向かう途中の商店街の中の道路面にトリックアートで歩車道境界ブロックの図が描かれていた。歩行者から見ると道路表面に描かれた単なるペイント画だが、車を運転する人から見るとあたかも一方通行道路の両側に歩車道境界ブロックが設置されているように見える。
ブロックにぶつからないように運転するので、減速効果も出、歩行者の安全が図られるというわけである。通いなれてしまうとバーチャルブロックを無視する可能性はあるが、立体錯視効果そのものはなくならないので、無視しようとする気持ちと拮抗することは期待できそうだ。いずれにしても社会実験として道路管理者は効果の検証はしてほしいものだ。

撮影:宮崎隆介(JRMN 会員)