雪渓の残る夏山のロッククライミング

雪渓の残る夏山のロッククライミング

トップに確保されながら初級ルートの岩稜の割れ目を登るセカンド。
両手両足を使い、三点支持(両手両足のどれか一つだけを岩から離して次の支持点を求める)で尺取虫のように登っていく。自分の技量に会ったルートを選び、稜線歩きと違った楽しみを求める。油断すると当然危険度は増すが、トレーニングを積んで安全確保を含めた登攀技術を磨き、自分にとっての難しいルートを登り切った時の達成感が何にも代えがたい。

撮影:宮崎隆介(JRMN 会員)