噴煙をあげる桜島

 

噴煙をあげる桜島(ごく普通の爆発的噴火)

 鹿児島市は噴火を続ける桜島を眼前にして60万人を超える市民が暮らす都市であり、「活火山との共生」を世界に発信している。2013年8月18日には噴煙の高さが観測史上最高の5,000mに達したが、その次週には錦江湾サマーナイト花火大会が何事もなかったかのように開催された。市民にとって、桜島の噴火は身近にある目に見えるリスクとして受け入れられている。

撮影・文:多々良尊子(JRMN 会員)