イボテングダケ

イボテングタケ(Amanita ibotengutake):京都「音戸山」

 2010年9月 薄暗い広葉樹林のなかで見つけた幼菌。30cmにもなる大型菌で、幼菌は根本が大きく膨らむのが特徴(毒)。きのこは、秋の恵みのひとつ。だが、ひとつ間違えると死に至る場合がある。先人たちは、自然毒のリスクに晒されながら、有用な食物を見出してきた。

撮影・文:前田興治(JRMN会員)