ガードマン(交通整理員)

ガードマン(JR 姫路駅前)

1 年半に及ぶ JR 駅前広場の工事は乗降客や送迎の自動車などが錯綜する。交通事故を防ぐためにガードマンの出番である。どんな建設工事でも街中ではなくてはならぬ存在だ。
ガードマンといえば現金輸送や要人の警護が最もそれらしいが、われわれ市民になじみがあるのは写真の交通整理員である。真夏の盛りでも厳寒の折でも風雨のさなかでも関係なく長時間立ち続けるのは、交代はあるとしても大変な仕事だ。最近は女性の進出もあり、遭遇するとつい“ご苦労さん”と声を掛けたくなる。逆差別になるかもと一瞬反省することになる。世の中〈守る〉、〈見守る〉仕事はたくさんあり、誰もがどこかでやっていることだが、それでも見かけたら感謝の念は忘れないでおきたい。

撮影:宮崎隆介(JRMN 会員)