新型レジ機(近所のパン屋さんにて)
自宅の近所でちょくちょく行くパン屋さんに最近写真のような新型のレジ機が設置された。パソコン画面に店員が打ち込んだ購入品目と代金が表示され、客はそれを見て代金をお札と硬貨に分けて入れるとおつりも出てくる。スーパーではだいぶ前からセルフレジ機が設置されているし、電車の切符など自動券売機(販売機)は窓口販売に代わるものとして定着している。これらは省力化が一番の理由だろう。このパン屋さんでは画面にあるように〈衛生面向上〉と謳っている。確かにここの場合見ていると省力化にはなっていないようで、衛生面からの導入のように思われる。最近の埼玉、群馬県での惣菜によるO157 食中毒事件の報道の中に、レジで調理担当者が手袋をつけたまま会計のレジ打ちをしていた(つまりお金を取り扱う)といったことがあった。お金を扱えば手に雑菌が付き不衛生になり、裸の商品を扱えば菌が移りもする。小さなパン屋さんではあるが、食べ物を扱う店としての責任感が伝わってきて、これからもこの店をひいきにしたいと思った。
撮影:宮崎隆介(JRMN 会員)